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新連載 ロハスプラザ流エコリフォームのすすめ
地球へのいたわり~これから私たちができること
いま世界で起こっている地球規模の気候の変化、日本の国内で起きている気候の変化をみて感じることがある。現代のわれわれ日本人は、自然という大きな道路を渡る際のルールを無視してみんなで渡ってきたのではないだろうか。赤信号が点滅しているにもかかわらず。
たとえばである。
自然界で育まれた木は生きている。このため、住宅に木材として使うと割れたり、反ったりしてあばれることがある。表面上はきれいに加工されていないものを嫌う現代人が、自然の木材のあばれを「欠陥だ」とばかりにクレームをつけはじめたため、多くの住宅会社は「生きた素材である木」を使わずに「死んだ化学工業製品」を使うようになってしまった。部分的に本物の木を使う場合もあるが、その大半を海外の安い木を使うことが増えてしまった。
このように日本の木は使われなくなり、ニセモノ、安物ぱかりの住宅が大量に供給され続けてきたのである。
こうした死んだ材料である化学工業製品などのニセモノ素材や安物の木は、短命住宅に象徴されるように、わずか20~30年でゴミとして処理されてしまった。いまでも日本の住宅の7~8割がこのような間違った道を歩んでいる。
わずか20~30年の建て替えサイクルを、いまここで考え直すべきではなかろうか。
仮にあなたが20年しか持たないような住宅をつくったとすると、20年後にはまた同じように木を切ったり、多くの資源材料あるいは化学工業製品を利用して家をつくることになる。木だけではなく多くのエネルギーを消費するのだ。
木を有効に活用するといっても、多くの人がわずか20年で家を壊し木を切り続けていたら、木の成長は追いつかず森林は消滅してしまうだろう。しかし、同じ木を使っても60年、80年、いや100年以上持つような住宅をつくれば、木の消費量は五分の一ですむことになる。木の成長を考えれば、妥当な伐採サイクルといえ、森林は絶えず再生し、生き続けることができるのだ。
生きている木を使った住宅は、私たちに大きな恵みをもたらしてくれ、地球環境のためにもなることをご存知だろうか。生きた木は私たちに酸素とマイナスイオンを供給してくれる。このため、家にいながら森林浴ができる。また木そのものはぬくもりを与えてくれ、やすらぎも与えてくれるのである。
長命住宅はエコハウスでもある。長命住宅にはメンテンスやリフォームがつきものである。ただ古くなったからといって、むやみに壊すのではなく、リフォームによってさらに美しく変身させることもできるのである。
とりわけ、シックハウスや化学物質過敏症で悩む方が多い昨今、健康・環境を考えた「エコリフォーム」という切り口は、今後多くの住宅で必要とされるテーマでもある。
ロハスプラザ「エコリフォームのすすめ」編集部
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