出版実践会

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2007/01/24

ツリーハウス

山のふもとにふと見上げると現れる木の上の家、ツリーハウス。この木に建てられた家、ツリーハウスはみんなに憩いの場として、今注目を浴びています。
ツリーハウスとは、その名の通りの木の上にある木の家です。これ自体、特に新しいものではありません。それこそ、日本では古くは縄文時代の頃からあったといわれています。そして、海外では、生活環境により、今でも木の家に暮らしている人たちがいます。
木の上の家の建て方に決まりはありませんが、生きている木に建てる家ですから、木の成長を考え、木を傷つけないように建てられています..

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昔、子供の頃を思い浮かべてください。木のぼりをして、気にいった幹を自分のスペースとして基地とよび、遊んだことはあるのではないでしょうか?
ワクワク、ドキドキそんな感情を掻き立ててくれます。森の中での遊びは常に、心を掻き立てられる興奮とリラックスを呼びよせてくれます。しかし、森は消え、町の中の街路樹くらいしか、木をみることが少なくなりました。もしくは、たまに山に行っても、ドライブやゴルフをするくらいで実際に木を触る機会は減ってしまっていますよね。
このような現状だからこそ、今ツリーハウスを作っている人たちがいます。そしてそこに集う人たちがいます。

ツリーハウスの良さはなんといっても、その気持ちよさです。森の中のおいしい空気。葉のさえずりに鳥の声。木の近くにいるというだけでなんとも優しい気分になります。
ひとりでいるときは自分の世界に浸り、そこに一緒に集う人がいる時はなんともいえないアットホームな感覚をうけます。この格別な空間はやはり、木ならではではないでしょうか。

ツリーハウス11.jpg

ここで一つ具体的に、ツリーハウスを例に挙げます。東京都八王子・高尾山に建てられたツリーハウスです。
高尾山に建てられたツリーハウスは、高尾山に貫通する圏央道計画をきっかけに作られました。高尾山を愛する人々が圏央道から高尾を守るために、「どうにかして人々の関心を呼びたい」をきっかけに開始されたプロジェクトです。
高尾山を走る圏央道とは、都心から半径およそ40~60kmの位置に計画された約300㎞におよぶ環状の自動車専用道路です。
この道路は、横浜厚木,八王子,川越,つくば(研究学園都市),成田,木更津などの中核をなす都市を連絡するとともに,東名、中央、関越、東北、常磐、東関道などの放射状の高速道路と結ばれ、東京湾アクアライン(東京湾横断道路)ともつながり、さらには新東京国際空港に直結する首都圏の重要な高速道路であり,今後の首都機能の再編成・産業活力の向上等を図るうえで欠かすことのできない基幹施設と言われています。

しかし、その結果失われるものの大きさに気づかなければなりません。本当に圏央道が必要か、1300種類もの植物、100種類以上の動物が生息している山になぜ車が通る必要があるのか・・・
動きだしている圏央道の建設をストップさせるために残された道は唯一つ。世論の高まりです。
そのため、人々の関心を呼ぶために建てられたのがこの高尾のツリーダムハウスです。直接的ではなくても、間接的にでも高尾山に関心を持つことで世論を発信するきっかけになればと願いがこめられてます。
今年4月に落成式を終えた高尾のツリーダムハウスは、今では週末ごとに多くのイベントが開催され、人びとの憩いの場として愛されています。 



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