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2006/12/12

トレカーサ工事(神奈川県)

家づくり会社レポート002 ㈱トレカーサ工事

自然素材をふんだんに使って呼吸する家を
自然素材工房 ㈱トレカーサ工事(神奈川県愛甲郡愛川町)
http://www.trecasa.co.jp/

◇「自然環境を守る100年住宅」
「自然素材工房」とタイトルにあるトレカーサ工事のホームページ。そのトップページにあるメッセージに、
「百年後に故郷へお返し下さい」 自然に還る家
とある。
日本の住宅の平均寿命が20年30年といわれている中で、トレカーサ工事の家づくりは、「自然環境を守るために、100年住宅」を目指している骨太の健康エコビルダーだ。
100年住み続けるには三世代が住み継ぐことになる。そのためには家族の成長と共に間取りの変更が余儀なくされるが、同社では大断面のムク材を構造材として使うことでしっかりとした構造(骨組み)をつくる。柱は樹齢60年以上の国産材だ。
また、長く住まうためには住まう人がメンテしやすいことが必要で、同社ではメンテコストが安く済むように設計の工夫や設備の提案がされている。この辺の気配りがうれしい。

■同社が掲げるのは「循環型社会への貢献」
新アジェンダ21、神奈川エコネットワークへの登録など社会活動にも積極的で、ゴミの分別処理は当然のこと、日本の林業を見据えたオール国産材の利用から自社の畑を持っての有機野菜栽培まで、住から食までの“エコ経営”を実践しているところがすばらしい。
ゆえに家づくりにも芯が通っている・
「住宅ローンが終われば住まいも終わりでは、各世代ごとに建て替えになり、ローンもついてまわります。銀行に高い家賃を払っているようなものです。何のための住宅なのでしょう? 『量の価値』から『質の価値』を求める時代です。価値のない工場大量生産の建材、接着剤で固めた木片で作る柱や梁、機械・薬品に頼る“健康住宅”って? リサイクルもきかない、自然に還ることもできない、ただの『産業廃棄物のゴミのかたまり』なのでは? 地球はゴミ捨て場ではありません(同社)」

■こだわりの家づくり
同社の家づくりのこだわりを、使用している素材で見てみよう。
柱・梁で使う木材は国産の杉、桧。土台は桧の焼付け土台。この焼付け土台というのは、土台の表面を焼き付けて炭化作用で防腐効果を高めるというもので、薬品にたよらないで炭化作用で防腐効果を高める工夫。基礎も炭塗りで徹底し防蟻処理は「ヒバ油」で住宅の足元をしっかり固める。断熱材はセルロースファイバーなど自然素材を使い、床はムクの杉・桧、壁と天井には漆喰、珪藻土、和紙やエコクロスを使う。そしてキッチンや洗面台、家具なども杉や御影石を使って造作してしまうほど、自然素材にこだわりを持っている。
「住まいの天敵である白蟻、けれども駆除に使われる薬剤は当然ながら人体には安全とはいえません。天然成分のヒノキチオールなどが含まれた桧やヒバ材なら被害にあいづらく、土台の表面を焼き付けすることで腐敗しにくくなります。自然素材で作る家を実現するためには、木材はもちろん、内装仕上げ材にも配慮しなくてはなりません。断熱、調湿、脱臭性に優れた珪藻土など、結露やカビ、ダニの発生やしアレルギー疾患への対応にも、『呼吸する素材』なら安心です。」
さらに同社では木を積み重ねて作る校倉造りを提案している。厚さ3cmの杉板を使うことで、それだけで断熱性が発揮されるほか、杉の持つ特性が、調湿、殺菌、消臭効果を、その香り成分は心身を心地よくしてくれる作用がある。いわば“森の中で生活する感覚”といえばわかりやすいだろうか。
自然素材たっぷりの健康住宅を提案する、同社ならではの提案である。

◇会社データ
株式会社トレカーサ工事
神奈川県愛甲郡愛川町中津2179-1
TEL046-286-1272
http://www.trecasa.co.jp/
○営業エリア=神奈川県全域、東京都八王子市、町田市
○年間建築数=新築10棟 リフォーム30件
○所属団体=協同組合匠の会
○展示場はありません。



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